2008年初めまで多くのトレーダーは快調だった
誰もがパーティーに参加したがっている、この爽快さは永遠に続くのではないか?とさえ感じた
その後リーマンショックを迎えS&Pは56%の下落人々は半分以上のお金を失った
さらに手数料なども払っているのであれば尚更高くつくだろう
2013年に元の水準に戻すまで5年かかった
市場にかかわらずリターンを得ることは重要である
【人はなぜ感情的にトレードするのか?】
それは、物事を金額で考えるからだ
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間違った勝ち方だったとしても金額や結果的に勝っていれば正しかった
金額的に、結果的にマイナスで終わった場合は間違っていた
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と考えがちである
【感情を入れないためにするために】
それは 「システマティック」 にすることである
(EAなどを使わない方でもルールで機械的に売買することが大切)
ポイント!!
市場の良いときは買い、悪いときは売り、横ばいなら横ばいで
「どういった市場状態になろうとそれに対応できる方法」をステップで説明していく
トレンドフォローのロジックを延々とレンジ相場でやってもダメ
レンジのロジックをトレンドが出ているところでやってもダメ
少し強い言い方になりますが
どんな状況でも勝てるようになるためには
という観点で話しています。
【金融情報は遅いということを意識する】
テレビで危険だ、注意が必要だ と報道されている頃にはもう遅い
金融ニュースを見たり聞いたりすることはトレードにおいては必要がない
むしろ見ないほうが「余計な情報や感情が入らなくなるから」である
これは精神衛生上よかったと確信している
ニュースに頼っていた時は買いだ売りだの煽りに精神を乱して
ストレスだけは常に上昇トレンドだった
「買ったほうが良い?決済したらほうが良い?何をすべきなのか?」
恐怖で仕方なかったそして
「これが私の手助けになることは無かった」
【私が信頼できるものは統計的証拠だけだ】
ここは私も同意です
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やるべきことは過去の値動きを見てそれを基に売買の判断をする
↓↓↓
そしてそれを数値化する
↓↓↓
数値化できることによりシステマティックな売買が出来る ということになる
↓↓↓
そして数値化、システマティックにできることにより
↓↓↓
統計的に優位性があるかどうかを検証することができる
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大事なのは ニュースやコメンテーターの情報に頼る必要がない
感情抜きでトレードすることが大事
【システマティックにすることにより】
1.いつ買うか売るかはコンピューターが判断してくれる
(裁量でも条件が決まっていればそれを試行するだけ)
2.統計的に数値があれば いくらくらいの損失が見込まれるか?
どんな時の損失を出すか?を理解しているので損を出しても感情的にならない
そして安定した成績を出すにはこの4つだけでよい
1.長期トレンドフォローの買い
2.長期トレンドフォローの売り
3.平均回帰の買い
4.平均回帰の売り
FX的な観点ですと
長期の順張りのロジック
短期の逆張りロジック
この2つを持っておきなさい ということ
この4つ(2つ)のロジックを持っておくことにより成績が安定する
【あなたが成績が安定しない理由】
トレンドフォローだけに絞ると逆張りが優勢の際に取れない
逆張りだけだとトレンド相場には対応できない
1つだけのロジックだと相場的にたまたまかみ合えば勝てますが
延々と逆張り相場、延々と順張り相場が続くとは限らない
状況に応じて対応できることが重要である
ただし、もちろん相場はいつでも何が起こるかわからないということは
大前提である
将来を予測してもその通りにはならない、現在の状況で
長期のトレンドフォローが有利な状況か
短期の逆張りが有利な状況か?
を判断することに集中する
【自分のトレードに信念を持つ】
仮にエントリーした直後に20pipや30pis下落したとしても
そのまま一切動揺せず持つことができるか?
バフェットさんはいくら下落してもずっと持ち続けることができるのは
自分のやり方に信念をもってそれを貫いているから
ちょっと反対に動いただけで動揺しているのであれば
何かが欠落している可能性がある
【どの通貨を選ぶか?】
本では銘柄となっているが、ここでは通貨で説明
その手法と通貨が嚙み合っているか?
例えばトレンドが出やすい通貨でレンジになっている
もしくはレンジになりやすい通貨を選択している
あくまで仮に今の相場状況で説明すると
レンジ狙いの手法なのにポンド円
トレンド狙いなのにドル円.ユロドル
は選択しないようにしましょうという感じになります。
トレンド狙いならトレンド狙いに向いている通貨に特化
レンジや逆張り狙いならそれに向いている通貨を選択する
ということが重要です
【ランキング付けをする】
その時にトレードする通貨を選ぶ際にはこれを見る
1.ボラティリティ
2.強いトレンド
3.買われすぎ・売られすぎ(値ごろ感ではなくテクニカル的に)
この方はアメリカ株150個くらいを監視して上記を加味して10個に絞っています
(全部持つことはできないので、今回は為替的観点に言い換えています)
例えばトレンド狙いロジックの場合
1.どの通貨が一番動いているか?
2.どの通貨が一番強く、どの通貨が一番弱いか?
それをランキング化して一番強い動きの通貨ペアを選択するとよい
という観点になります
逆張りの場合はどの通貨ペアが1番買われすぎ(売られすぎ)になっているか?
中途半端な状況よりも1番傾向が出ているものを狙うのが良いとの考え方
【トレンド狙いの際は】
上昇トレンドか?下降トレンドか?
ボラティリティが高い順に候補とする
これだけで良い
逆張り狙いの際は
本にロジック的な感じもありましたが少々複雑でした
ATRの幅を超える、RSIで90を超えるなどいろいろ書いてありました
【規律やルールを作るメリット】
1.1日チャートを見てよい時間は10分~1時間まで
2.トレードの大部分を作業化しなさい、自由時間が増えるぜ
3.ニュースや新聞はいらない
4.経済状況は気にするな、良ければ買い悪ければ売れば良いだけだ
5.あなたはトレンドでもレンジでも儲けることが出来る、何も不安になることはない
【まとめ】
・勝ったから必ず正しかった、負けたから必ず間違っていたというわけでは無い
・感情を入れず機械になって担々麺でメリットがたくさん
・成績が安定しないのは今の相場と手法が噛み合っていない可能性
・傾向がしっかり出ているものを優先して狙う
・自分の信念を持つ
上記が出来ればあなたはこうなるでしょう…
「〇やで」
以上ご清聴ありがとうございました(*’▽’)