【レンジ相場を狙うには】
レンジ相場は相場の7割と言われております。
大体皆様の中でも体感的には
「何となくレンジ相場の方が多いなー」くらいは感じていると思います。
そんなレンジ相場をもし狙う際の注意点や案をお話致します。
【レンジ相場とは】
定義的には以下になります。
一定の変動幅の中で価格が上がったり
下がったりを何度も繰り返す状態
相場の行方を決定する材料が乏しい時や
相場の先行きが不透明な時には
こうした状態になりやすい
ただし以前にもお話致しましたが
・見ている時間軸やインジが違うので
人により今はレンジ、今はトレンドと意見は分かれる
ということは念頭に置いておきましょう
【レンジの定義を自分で決める】
レンジの正確な定義は自分で決めるものです。
例えばですが
・移動平均の角度が〇度以内ならレンジ
・ボリンジャーバンドの1σと-1σを2往復したらレンジ
なので他の人が今はトレンドだ、今はレンジだとガヤガヤしても
「あなたの定義でレンジならレンジ」と思ってOKです。
ただし定義を決めるからには明確にすることが大事です。
ここがぼやっとしている人は
×何となく高値と安値が横になっている
×移動平均がまっすぐに近かったらレンジ
など人により定義がばらけそうなものはNGです。
ぼやっとすると
「他の意見に流されやすくなる」
「負けた時に後悔しやすくなる」
という側面があります。
【レンジの優位性】
レンジで優位性を確保するには大前提として
レンジになりやすいタイミングで売買をすることです。
主にレンジになりやすい時刻やタイミングとして
1.出来高やボラが少ない
2.各市場が開始して落ち着いている時間帯である
落ち着いていない時間帯
東京の9時~10時
欧州の16時~18時
NYの22時半~1時
この時間帯は出来高も多く一方的に動きやすいので
正直レンジには向いていないと考えます。
【レンジの狙い方】
レンジの狙い方としては非常に単純です。
・RSIの上限と下限を決めて往復で取る
・直近の高値でS 安値でL
(ただしトレンドの逆張りにならないように注意)
・ボリンジャーバンドの2σと-2σで往復で取る
・エンベロープの偏差で往復で取る
などレンジを狙う方法は非常に多くあります。
(どれでも結果的にはそこまで大差は出ないと考えます)
【レンジで覚えておきたい事】
レンジ狙いの場合、相場によりものすごいハマることがあります。
ずっとレンジが続く場合往復で何度も取れるので
「取り放題じゃんか!」
「ついに俺は見つけたぞ!」
となる事もみんなが通る道です。
しかし落とし穴もあります
【レンジの落とし穴と注意】
▼1.レンジブレイクで損切りが出来ない
レンジが長時間続くとブレイクした際に大きくトレンドが出るケースが多いです。
この際に損切をするタイミングを逃し
「逆張りナンピンを繰り返して破綻する」
というケースが多いです。
これはレンジに慣れているので
1.逆張りに抵抗が無い
2.損をしたくない
3.損切りのルールを決めにくい
押し目買いの場合は直近安値など何となく見えますが
レンジの場合は明確な損切ポイントが見つからないケースが多数
▼2.連続でレンジにならないこともある
さぁレンジに入った!と思ってもいざ自分がエントリーした際に
すぐにレンジブレイクしてショボンとすることもあるでしょう
▼3.今はレンジぽくなっているが今後レンジになるとは限らない
前述と似ていますが、今がレンジ状況が続いてもこの先
レンジになるとは限らない状況になります。
なのでレンジになる確率が高いポイントを期待値とすることが大事ですね
【まとめ】
1.相場の7割はレンジ相場と言われている
2.今がレンジかトレンドかは人それぞれ
3.レンジかどうかの判断は自分で定義を決める
4.各市場開始の時間はレンジ狙いには不向き
5.レンジ向きのインジや定義はいろいろある、好みで良い
6.損切しないで逆張りナンピンには注意すること
レンジ狙いが好きな方は参考にしてみて下さい。
そうすればあなたの収支はこうなるでしょう…
「〇やで」
以上
ご清聴ありがとうございました(^^)